相思相関なのに、言葉にできずにいるもどかしさ、そして、転勤という別れが迫っている状況によって切ない感情が呼び起こしました。カウントダウンの自身の感情の波が何倍速で流れる時のなかで自分自身の過去の恋愛経験を重ね合わせて、共感する気持ちがうまれるような作品です。
同僚で席も隣同士の新田と岡崎。二人は互いに想い合っていたが、打ち明けることなく新田の転勤が決まり最終出勤日が明日と迫っていた。残り少ない時間、夜に食事の約束をした二人。しかし、岡崎のミスによる残業でせっかくの約束がふいに…。ところが落ち込む岡崎の元に、退社したはずの新田がオフィスに戻ってきて…?!